ゲストさんに聞いてみた⑨『水牛家族』

9月に初めてご出店いただける[水牛家族]の難波順子(なんばよりこ)さんに
はけ市の眞島麻衣[spoonful]さんと森このみ[PETAL]でお話を聞いてきました。
場所は、難波さんのご自宅に近い[ひとひとて]さんのお店をお借りしました。

最初は、[ひとひとて]さんにお話を伺いに横須賀さんと出かけたときに、
お店で販売されていたバッグがとてもかわいくて、さっそく横須賀さんが購入。
使い勝手もよく丈夫で、このバッグはどなたが持ってこられてるのか聞いたところ、
[水牛家族]の難波さんという女性だと教えてもらいました。

そこで今回早速ゲストさんとしてご出店いただけようお願いしました。

水牛家族さんからは、バリュウ草のバッグとブリ草の帽子を販売していただきます。
これらの商品はフィリピンのレイテ島の方たちが草を刈るところから、
すべて手作業で作られたものです。
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[水牛家族(Carabao Family)]、いったいどんな家族?
 水牛家族は、フィリピン・レイテ島の農村の自立を支援するために、 フィリピンの伝統農業に欠か
 せない水牛をおくる活動を中心に 1987年にスタートしました。
 <ひとからひとへ>を合いことばに、 フィリピンの農村が背負わされている「貧困」と言う重荷や
 困難を レイテ島と日本の市民のネットワークで共にはね返す努力をしたい という思いで運営さ
 れています。
 2006年には農園を手に入れて農園経営が始まり、
 いまは、2013年の巨大台風被害からの復興に取り組まれています。
 バリュウバッグの製作は1996年に始めた女性たちの物作りプロジェクトで、
 多少の現金収入は子どもの学費や薬代など暮しの手助けになっています。

この日は私たちに説明するためにいろいろな資料を持ってきていただきました。

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森 「難波さんご自身が、ここに関わられるきっかけがあったのですか?」
難波「それはもう30年近くになるんです。子どもの学校で出会った友人の竹見さんに、
  声をかけられたのがきっかけです。」
森 「今でいうママ友みたいな感じで?」
難波「ええ、出会って、まぁ、話せば長くなるんですけれど、
  私たちはPTAの活動で知り合いました。彼女はフリーのジャーナリストで、
  公害問題の取材でレイテ島へ行き、農村の貧しさを目の当たりにして、
  帰国後友人たちの共同で水牛家族をたちあげたんですね。」

難波さんに、日本とフィリピンにもある公害の問題、フィリピンの農地政策の問題、開発に伴う環境の問題、教育の問題、以前ラジオ局のプロデューサーをされてた時のスポンサードのお話や、戦争の事、選挙の事・・・。私たちの生活にもかかわることのある、
いろいろなお話をたくさん聞かせてもらいました。
そして、いつも目の前の問題のことについて勉強されています。
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*フィリピンでは、歴史的な事情や国の政策により、貧困は構造的なものになっています。
 最近は開発による環境破壊や軍事的な情勢不安など、貧しい層が一層貧しくなる傾向に
 あります。同情ではなくともに貧困や困難を跳ね返すために連携すること。
 [水牛家族]の目的は、誰もが”ごくふつうの平穏な生活”を送れるようになること。
 (水牛家族のリーフレットより抜粋)とあります。

ここでひとひとてさんがコーヒーとクッキー、グラノーラを出してくれました。
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私たちはけ市もずいぶん回を重ねてきましたが、30年間続けることができたのはなぜですか?

難波「身の丈に合った支援を重ねて来たら、結果として何十年経ったっていう。
   学んだことがいっぱいあるし、生きることの中に一部として入ってますね。」
森 「喜びもありますもんね、そこが大事ですよね。」
難波「そりゃ楽しいですよ。だからいつも問われますけどね。やっぱり現場にいるっていうことは
  とっても大事だと思います。まず行くっていうことね。
  私たちはいつも一緒にミーティングをして、これからどうやっていくかとか一緒に
  話し合っていくんです。
  だからこっちが何かをするんではなくてフィリピンの人が中心。」
眞嶋「それは最初からそういう形で?」
難波「そうです、基本的には。フィリピンのことは現地に任せるっていう。そこはあの人
  たちが一番よくわかっているわけだし、レイテの人たちが今何が必要かって。
  でもお金だけ渡すんじゃなくて何でそうなのか、っていうところは共有して。
  水牛のように一歩一日、遅くてもいいから、共に生きる。」
森 「水牛家族って何だろうっ!てね、言ってて。」
眞嶋「インパクトあるもんねー。」

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難波「これは手作りのエコバッグなんです。フィリピンでもプラスティック製が増えて来
  ているんです。だからもう一度それを見直しながら、エコロジーの問題と、ものを通
  して人が繋がって、」
森 「私たちもみんな一人でやっているんです、だから量産ができないねって。」
眞嶋「それが大問題、(笑)」
森 「フィリピンの人にとっても売れたほうがいいんだけど、機械じゃないもんね。」
難波「そうそう、自分の庭先で作って、天日干しなんです。だって葉っぱ取ってき 
   て、、、。」
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そうお話してくださった難波さんは、おしゃれで優しいたたずまいの素敵な女性です。

水牛家族のレイテグッズのリーフレットから、

 昔ながらの手仕事や暮らしを失うまいと努力している女性たちに出会いました。
 ここに紹介するバッグもレイテ島の山岳地帯に自生するバリュウ草とういう草を使って、
 彼女たちが作っているものです。
 丈が2mもある草を刈り、干して当分の幅に裂き、たんねんに編んでいく。
 一人ではできない仲間仕事です。
 触ると編んだ人の手のぬくもりが伝わってくると思いませんか。
 どうぞ毎日の買い物にお使いください。遠いレイテ島の女性たちの暮らしに思いをはせながら、
 あなたの身近でお使いください。


9月のはけのおいしい朝市では、エデュコ会場で販売していただきます。
当日は難波さんがバッグの取っ手に生地を手で巻いてくださいます!
みなさまお楽しみに!

最後に、気持ちよく場所を提供してくださった[ひとひとて]の小野木ご夫妻。
本当にありがとうございました。

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水牛家族:http://suigyukazoku.web.fc2.com/

場所:[ひとひとて]:http://hitohitote.exblog.jp/
聞いた人:眞嶋麻衣[tiny little hideout SPOONFUL ]と森このみ[Flowers & Plants PETAL.]
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by hake-ichi | 2016-09-03 17:58 | ゲストさんに聞いてみた | Comments(0)


  


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【会場】
10〜15時
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時間▶10時~15時半

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